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ファンタジー世界の食卓。こういう場合、その劇中世界で採れそうな食材と調理法でという範囲で描くことになるが、厳密に食文化が設定されているわけではないので、あくまで何となくそれらしいあってもおかしくない料理を描く。キノコのシチューっぽいもの、野草のサラダっぽいものなど。
作画:5時間弱/仕上げ1時間強
アクアパッツァとパンのセット。
こうした一品料理をディティールに凝って描くのは好きな作業。ちなみに同料理を食べたことはない。
作画:3時間弱/仕上げ40分
鍋パーティの宴の後の食卓という情景。食べ残しや汁の跡などの食器の使用感が雰囲気を作ってくれる。
作画:5時間強/仕上げ1時間強
餡入りクリーム白玉。
このぐらいアップで質感に訴えられるサイズは描き甲斐がある。こういうカットが一つあると後はキャラのサイズに合わせたロング用の小さなパーツを描けば済む。
ミドルサイズで済ますのが実は見栄えも中途半端でメリハリも弱い上に、手間だけはアップと変わらなくかかるので効率も悪い。
作画:4時間強/仕上げ1時間弱
イチゴのシュークリーム。卓上のスイーツを見上げるアングルで各オーダーは案外珍しい。
作画:3時間強/仕上げ50分
2時間ほどで描いたデコレーションケーキ。こういうものはアナログの方が柔らかく描けるのだが、なるべくその柔らかさに近づけるよう気を遣う。
■ブロップ扱いの手持ち出来るメカはこちらにまとめました。
以前は携帯電話は小道具の巧拙が如実に出るアイテムだったが、時代は誰でも立体が簡単に描けるスマホに。必然的にディティールに凝ることとなる。
作画時間はいずれもペン30分仕上げ30分ほど。ラインでの会話中風など画面内の処理をする場合にはプラス1時間ほど。
ハンディカムとヘッドフォン。円筒状の立体を持つ小物は、図形描画の複製ができるデジタルではアナログより楽に描けるようになった。黒いメカはグラデーションの貼り分けがキモ。
いずれもペン2時間仕上げ15~40分ほど。